2021.08.19 レシピ
みなさん、こんにちは!谷口屋編集部の小林です。
「朝起きると顔がむくんでいる」「最近、顔のむくみが取れない・・・」と毎朝鏡を見るたびに、ため息をついてしまうなんてことありませんか?年齢を重ねると顔のむくみや肌の調子が気になってしまいますよね。
しかし毎日料理を作ったり、家事をしたりと忙しい日々を過ごしていると、マッサージや食事に気を遣うのも大変です。ただ、それでもむくみのないシュッとした顔をとり戻したい。少しでも綺麗な自分でいたい。そう思う方が多いかと思います。
そんなあなたのためにおすすめしたいのが「油揚げ」です。
実はむくみの主な原因は、普段は一定に保たれている、体の中の水分バランスが崩れて、「皮膚の下余分な水分が溜まること」なんです。そのほかにもストレスや寝不足により、自律神経が乱れて血行が悪くなることもあります。
油揚げにはそんな水分バランスを整えるために、血行を良くするための嬉しい効果がたっぷり入っているんです。しかし「水分バランスを油揚げで整える」と聞いても、しっくり来ない方も多いですよね。
そこで今回は、あなたのために「顔のむくみの原因」と「油揚げがむくみにもたらす効果」を調べてきました。
顔のむくみの原因とは?
みなさんは、むくみの原因が何かをご存知でしょうか?夕方になると足がだるくなったり、お酒を飲んだ次の日に顔がパンパンになってしまうことがありますよね。
実は顔のむくみは、体がむくんでしまう原因と同じで「水分バランスが崩れて、皮膚の下に余分な水分が溜まってしまう」ことなんです。
むくみの正体は、皮下脂肪に溜まった水分
人間の体が持つ60%の水分の中で、細胞間を毛細血管を通して行き来していて、栄養を届けたり老廃物を排出したりしています。そこで水分のやり取りが行われて、水分バランスを保っているんです。そこで毛細血管から細胞間へ流れる水分が多かったり、逆に吸収する水分が少なくなることで、「むくみ」が起きてしまいます。
顔には毛細血管が集中しているので、血行が悪くなると影響が出やすい部分の一つなんです。顔がむくみやすくなってしまうのも納得ですね。
まずは、血液中でやり取りされる水分の調節機能を整えることが大切です。しかし、「実際どんなことに気をつけると良いか」わからないという人もいると思います。そこでまず、これからご紹介する2つのポイントに注目してみましょう。
血液の循環を悪くしないことが大事
全身をめぐる血液は、酸素や栄養を体の末端の細胞まで運び、その際に老廃物や二酸化炭素を排出する働きも担っています。そのため血液の循環が滞ってしまうと、酸素や栄養が行き渡らない上に、老廃物も溜まってしまうんです。
その結果、ドロドロの血液になってしまい、むくみの悪化や体調不良などが起きます。そうなると、マッサージしてもむくみが解消しにくくなるので、まずは血行を良くするように心がけましょう。
女性ホルモンの減少を抑えて血行を良くしよう
歳を重ねるごとに、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が緩やかになっていきます。エストロゲンの量が少なくなると、ホルモンバランスが崩れて水分補給機能に影響を与えるんです。
エストロゲンは、血管をしなやかに保ち、内臓脂肪の分解や血管が硬くなるのを予防してくれる効果があります。女性だからこそ、ケアしておきたい部分ですね。
ホルモンバランスが崩れると、コレステロール値が上がったり、体重の増加やスタイルに変化がみられたりもします。エストロゲンの効果を補い、ホルモンバランスを保つことで、血管を良い健康状態に保ちましょう。
血行を良くする。血管を健康に保つ。そう考えても実際、どうすると良いのかわからない人には、油揚げを意識してとってみることをおすすめします。油揚げには血液を綺麗にしたり、循環を良くする嬉しい効果がたっぷり含まれているんです。
ここから次は、血行を良くして水分バランスを整えてくれる油揚げの効果についてご紹介します。
血行を良くする油揚げの効果とは?
栄養があまりないイメージの「油揚げ」。実は血行を良くするだけでなく、体の機能を高めてくれる効果がたくさんあるんです。女性には嬉しい女性ホルモンバランスも整えてくれるので、ぜひチェックしておきましょう。
女性ホルモンの働きを助けて、血液がサラサラに♪
油揚げには、大豆の成分が含まれていて、特に大豆イソフラボンが豊富に含まれています。女性ホルモンである「エストロゲン」と似た働きがある大豆イソフラボンは、ホルモンバランスを整えて血管や肌に潤いをもたらしてくれるんです。
顔のむくみだけでなく、肌のハリや調子も整えてくれるなんて嬉しいですね。マッサージや栄養素をとることに気を取られがちかもしれないですが、女性ホルモンの働きをしっかりサポートすることで、よりマッサージの効果や食材の効果を得られやすくなります。
しかも、ホルモンバランスを健康に保つことで、普段の体調も崩さないようにしてくれるので、ぜひ取り入れたい成分です。
大豆タンパク質が、血液の浸透圧を維持してくれる
そして大豆イソフラボンと同じくらい重要で、体に嬉しい効果をもたらしてくれるものが、「大豆タンパク質」です。タンパク質にはアルブミンが含まれており、血液の浸透圧を維持してくれます。
アルブミン、つまりタンパク質不足を解消することで、血管内の水分を保てるようになり、むくみの原因である水分バランスの崩れを防ぐことができるんです。タンパク質と聞くと、筋肉や体を作るイメージが大きいので、水分バランスを調節してくれるなんて意外ですね。
タンパク質を取るようにすると、代謝も良くなり老廃物の排出にも効果があるので、積極的にとることをおすすめします。
豊富なカルシウムで、血液循環が良くなる
体を丈夫にするというイメージが強い「カルシウム」。実はそれ以外にも、むくみに効果的な多くの役割を果たしてくれます。カルシウムは血液中にもあり、筋肉の収縮や血液の凝固を調節してくれるんです。
そしてカルシウムを十分に取ることで、血液中にカルシウムが溶けだす「カルシウム・パラドックス」を防ぎ、血液がドロドロにならない効果を発揮します。油揚げには牛乳の約3倍ものカルシウムが含まれているので、手軽に摂取できるところもおすすめです。
むくみを解消する効果的な油揚げの取り方とは?
油揚げにこんなに豊富な栄養素があるなんて驚きです。ただ、むくみに効果的な油揚げを「うまく取り入れるにはどうしたら良いのかわからない」と悩んでしまう人もいると思います。そんなあなたのために、むくみ解消に効果的な油揚げの取り方をご紹介します。
毎日、油揚げを適量取り入れよう
大豆イソフラボンや大豆タンパク質、カルシウムは1日の摂取量、必要量が決まっており、基本的に食べ過ぎ、食べなさすぎは良くありません。そして油揚げだけで栄養素を全て取り切ろうとするのも良くないので、適量を守って不足分は他の食材で補うようにしましょう。
油揚げにおいては、1日に1-2枚程度が適量です。日本人は全体的にカルシウム不足と言われているので、小魚や乳製品などを加えて食べるのもおすすめ。料理のバリエーションも増えて、より食事が楽しくなりますね。
むくみ解消には欠かせないほうれん草と一緒に
ほうれん草には「カリウム」と「食物繊維」が豊富に含まれていて、余分な水分を排泄する効果があります。むくみ解消には欠かせない食材で、油揚げには少ない成分がたっぷりあるので、組み合わせて食べられるとバッチリです。
しかも、赤血球の材料となる葉酸や鉄分も豊富で、冷え性や血流の改善する働きがあって、むくみ予防にも繋がります。
柑橘類も添えて、血液の酸化を抑えよう
温州みかんなどの柑橘類には、「クエン酸」が多く含まれていて、血液の酸化を抑える働きがあるため、血流の改善に役立ちます。それによって老廃物の排出や代謝にも効果的です。しかも柑橘類の皮に多く含まれるヘスペリジンには、血流を改善する効果があり、むくみだけでなく冷え性に悩む人にもおすすめの食材です。
油揚げ料理を食べた後にデザートとして食べると良いですね。
谷口屋でしか食べられない油揚げをお家で
みなさん、油揚げの魅力を存分に知っていただけましたか?こんなに栄養豊富で健康な体づくりをしてくれるなんて驚きですよね。そして魅力を感じてくれたあなたが、油揚げを最大限味わっていただけるように、谷口屋の油揚げをご用意しました。
オンラインショップには、油揚げを活かした鍋セットや揚げピザ、いなり寿司セットなど、ジューシーなのにさっぱりとした「谷口屋でしか食べられないお揚げ」がお家で楽しめるようになっています!ぜひ、一度みてみてくださいね。