こんにちは!竹田の油揚げ谷口屋(@TANIGUCHIYA_net)です。
油揚げという商品を取り扱っていく中で、お客様の中から「油はあまり摂取したくない」「油揚げは油っぽいから・・」というような声を耳にすることがあります。わかります。油揚げと聞くと「カロリーが高そう」「ダイエットには向いていない」というようなイメージがありますよね。(だって油って書いてあるし!)
しかし、油揚げは低糖質・高カロリー・高タンパクであるため、ダイエットに最適であるという解説をしました。
【谷口屋が解説】低糖質高カロリーな油揚げはダイエットに効果絶大?「高カロリーである理由は油揚げを作る上で、豆腐を油で揚げる」という工程が存在するからです。それでは、どうして高カロリーであるにも関わらず、油揚げはなぜダイエットに効果があるのでしょうか。その理由は油揚げに使われている油にあるのです。(※全ての油揚げが効果的であるわけではありません。)
まずは、摂取して良い油、そうではない油を知ることが必要です。
目次
「オリーブオイルは体に良い」と聞いたことはありませんか?1日スプーン1杯のオリーブオイルを摂取するようにしましょう。なんて話を聞いたことがあるという方もいるかもしれませんね。アボカドオイルなどの植物由来の油は体や美容に良いイメージがありますよね。
マヨネーズやサラダ油は体に良いとは聞きませんが、オリーブオイルやアボカドオイルなどが体に良いのはどうしてなのでしょうか。その違いは油を構成する脂質が違うからです。
まず、脂質は脂肪酸という大きな栄養素として扱われます。その脂肪酸には2つ大きく種類を分けることができます。
飽和脂肪酸は不飽和脂肪酸に比べて体に悪い脂肪酸と言えます。
- 摂取のしすぎで心疾患のリスクを高める
- 摂取のしすぎで中性脂肪になる
- 食べ過ぎによる血液凝固を引き起こす
体内で作ることができる脂肪酸であるため、積極的に摂取する必要がありません。科学的に安定性の高い脂肪酸なため、エネルギーの貯蓄として中性脂肪に変化して蓄えられやすい性質を持っています。中性脂肪は現代において肥満の原因になるため、飽和脂肪酸の摂取は控える方が良いと言えるでしょう。
マヨネーズ・バター・ラード・パーム油・ショートニング・マーガリン・ココナッツオイル等
不飽和脂肪酸は飽和脂肪酸に比べて体に良いことをもたらしてくれる脂肪酸と言えます。
不飽和脂肪酸は、さらに一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸の2つに分類することができます。
油なのに、中性脂肪を下げる働きがある種類があるって驚きですよね。
菜種油、オリーブオイル、アボカドオイル等
菜種油はダイエットをする際に体に良い不飽和脂肪酸を多く含む一方で、体に良くない影響を与える飽和脂肪酸をほとんど含んでいません。なんと、飽和脂肪酸の量はオリーブオイルの半分の数値なのです。
つまり、菜種油を食事の中に取り入れていくことが、中性脂肪の数値とコレステロールの数値を下げることにつながり、ダイエット効果を高めてくれると考えられます。
体に良い油が菜種油であることは、ここまでに説明した通りです。しかし、全ての菜種油が良い油であるわけではないのです。大手企業が提供している安い菜種油の多くは、抽出する工程で大量の石油系の溶剤「セキサン」を使用しています。この方法は少ない菜種から多くの油を効率よく抽出できる点にあります。セキサンは人の皮膚や呼吸器などに刺激を与えたり、生殖機能や胎児にも悪影響を及ぼす恐れがあります。
ガソリンにも含まれていて、鼻にツンとする匂いは「セキサン」の匂いなのです。その匂いを消すために油を一度200度以上に加熱しています。しかし、そうするとトランス脂肪酸という癌や動脈硬化の原因のもなりうる成分が発生してしまうのです・・・。なんだか怖い話ですね。
谷口屋の油揚げは圧搾1番絞りにこだわった北海道産の菜種油を100%使用しています。なので、大豆の美容・ダイエット効果に加えて、菜種油のコレステロール低下効果と中性脂肪を下げる効果が期待できます。さらに、カロリー(エネルギー)もグラムあたり多く摂取できますので、少ない食事量でもエネルギーを十分に摂取することができますよ。興味のある方は、ダイエットの食事に谷口屋の油揚げを取り入れてみてはいかがでしょうか。